ここ最近はどの業界においてもAI技術の注目度が高くなっています。
なかでも話題の中心に上がっていると感じているのはOpenAIが提供している「ChatGPT」です。企業だけでなく個人レベルで多くの人がサービスを利用し、楽しんでいる印象があります。ブラウザから無料で使えるのも良いです。(会員登録だけ必要です)
ChatGPTは学習から得られた正しい知識・情報が出てくるわけではなく、もっともらしいそれっぽい文章で回答してくれるものみたいです。
というわけで使ってみました。
まず、お花見をしたよというようなブログを書いてもらいます。

ちゃんと日記っぽいです。「桜の花びらが風に乗って飛んでいくのを見て癒されたりご飯を美味しいと思ったり、なにより桜の下で友人や家族と過ごすことが大切だ」など、人間が思いついて書きそうな文章を作ってくれました。
そして、もっと創作的なものが書けるのかどうか気になったので、サスペンス短編を書いてもらいます。

起承転結のはっきりしたストーリーが生まれました。
具体的に指示を出せば、より緻密なストーリーを考えてくれるのかもしれません。どんでん返しを頼めば予測できない展開を書いてくれるのでしょうか?面白いストーリーを生み出してもらうにはこちら側の指示も重要な気がします。
ただ、桜の木の下に毛布を敷いてお花見をするといった日本語訳の怪しい箇所もあり、最終的な人間の目での確認がまだまだ必要そうですね。(英語版は完璧なのかも?)
さらに、マーケティング分野での活用も注目されているので、コピーを考えてもらいます。

こちらも指示の出し方を工夫すれば違ったものが生まれそうです。
「SNS映えもばっちり」らしく、流行もおさえてくれているみたいですね。チラシの制作で困ったときに助けてもらうツールとして便利そうです。
このようになにかと役に立ってくれそうな生成系AIですが、人々の雇用に影響を及ぼしたり、倫理の問題があったりとまだまだ考えるべき点がたくさんあります。そのため、問題点をクリアするまでAI開発を一時停止するべきだという声もあるようです。
ともあれ便利な技術ですので、活用できるシーンではしっかりと活用していきたいです。使う側も慎重に考えながら日常に取り込んでいきたいですね。