画像生成AI Adobe FireflyとChatGPTを使ってAppBookのダミー名簿で使う顔写真を作ってみました

Adobeの画像生成AI「Adobe Firefly」とChatGPTを使って、AppBookのダミー名簿で使う顔写真を作ってみたのでご紹介します。

生成AIの使い方のヒントになればと思います！

ツールの紹介

Adobe社の提供する画像生成AI。
Adobeアカウントに登録（無料）すると無料で利用することができます。

OpenAI社の提供する文章生成AI。
プロンプトを作るのを手伝ってもらいました。

生成AIに生成してもらうには、プロンプトという命令書が必要になります。
うまく使いこなすにはプロンプトが大事だとは言いますが、書くのが難しい……泣

しかしAdobe Fireflyは、しっかりとしたプロンプトを書く必要がありません。

パラメーターの選択によって、どのような感じの画像を生成したいか決めることができるようになっています。
「写実系の画像にするのかアニメ系の画像にするのか」「写実系でモノクロにするのか油絵みたいなのにするのか」などの細かい要望はボタンで選択することができます。

そのため、出来上がりがプロンプトに依存せず、だれでも使いやすいのです。

とはいえ今回は、ChatGPTを使うトレーニングも兼ねて、ChatGPTにプロンプト生成を手伝ってもらいました。

まず、どんな人物の画像が欲しいか箇条書きにしたものからプロンプトを作ってもらうよう、ChatGPTに命令します。
そのとき、ChatGPTに「あなたは◯◯で、これから◯◯を作ります」などの前提を教えてあげると良いそうです。

プロンプトを作ってもらいました。

ひとまず、このプロンプトをAdobe Fireflyに入れてみます。

すでにいい感じですが、もう少しバリエーションがほしいです。
「年齢を40歳にしてください」や「スーツをシャツに変えてください」とChatGPTにお願いします。

manをwomanに変えてみたりして生成していきます。

いい感じにバリエーションが増えました。

また、Adobe Fireflyにはギャラリーがあり、全世界のユーザーの生成画像とプロンプトを見ることができます。

こういう画像をぜひ顔写真にしたい！という画像を発見します。

「メガネをかけ、自信に満ちあふれ、微妙な笑顔を浮かべるハンサムな男性のイメージを作成します。（以下略）」というプロンプトで生成された画像だとわかります。

同じプロンプトで試してみると、イメージ通りの画像が生成されました。

このようにギャラリーにある自分のイメージに近い画像から再生成してみたり、プロンプトを参考にするという方法も有効かもしれません。

さまざまなプロンプト記述やギャラリー探索を経て、たくさんの顔写真を生成することができました。
生成した顔写真はAppBookのデモサイトに掲載しておりますので下のボタンから是非ご覧ください。

生成AIを使うことによって、自分のイメージする画像が簡単に作ることができるようになっています。

なかでもAdobe Fireflyは生成画像を著作権フリーで安全に使うことができ、プロンプトのハードルが低く気軽に試すことができます。

画像生成AIについて気になった方はぜひ利用してみてください！